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現役イベントナレーター”PAL”が教える! イベント業界 セキララ サンロクゴ(365)VOL.1

こんにちは。現役イベントナレーターの”PAL”です。ストレス発散は1人焼き肉でビール!な、4年目の肉食系ナレーターです。今回は基本の「き」ということで、イベントナレーター(MC)になるにはどうしたらいいのか?そしてイベントナレーターの実態に至るまで”セキララ”にご紹介したいと思います!

<ナレーターの業務形態は?>

NA:「仕事はイベントナレーターをしています」

他業界人:「あのビッグサイトとかによくいるお姉さんかぁ!ってことは、タレント事務所か何かに所属してるの?」

NA:「事務所にはいくつか登録していますが、フリーランスで動いているんですよ」

他業界人:「えー!じゃあ確定申告必須系?!」

・・・これは初対面の他業界の方との間で交わされる「あるある会話」です。

そうなんです。イベントナレーターのほとんどは企業等と雇用形態はなく、案件ごとに仕事が決まっていくフリーランス=個人事業主です。「事務所に所属」というと、皆さん事務所と専属契約を結ぶタレントさんのような業務形態をイメージされるのではないでしょうか?しかしイベント業界は少々特殊で、複数の事務所に登録をして、それぞれからお仕事をいただくことが大半です。(中には特定の事務所と専属契約を結んでいるナレーターもいますが、結構レアです!)

■クライアント企業

■広告代理店

■制作会社

■事務所

■ナレーター

 

という流れでお仕事が降りてくるのが一般的ですが、間に入る会社は場合によって増えたり減ったりします。当然それぞれの会社に手数料の取り分があるので、それを引いて最終的に残った部分がナレーター本人のギャラということになります。

 

<どうやって仕事が決まるの?>

先ほどの案件発注の流れを逆流していく形をイメージしていただければ、分かりやすいでしょうか。

■ナレーター(事務所から降りてきた案件を見てエントリー)

■事務所

■制作会社

■広告代理店

■クライアント企業

といった流れになります。大半は宣材写真を添えた書類で選考され、全体案件数の1~2割程度でオーディションが開催されるイメージです。

上記のうちどこに決定権があるかは、案件によってまちまち。事務所に決定権があっておすすめのナレーターに決め込むこともあれば、大元のクライアント同席の上オーディションで決めることもあります。また、年数を重ねていくと、前回お世話になったクライアント様からいただく「指名のお仕事」が重要になっていきます。年間のスケジュールが年収に直結するフリーランスなので、エントリーせずともいただけるお仕事は大変ありがたいのです・・・そして何より「また次回もぜひ○○さんで」と言っていただけることは励みになるものです。いくら書類選考やオーディションがあるとはいえ、どんな仕事をするナレーターが来るのか、クライアント様側も内心ドキドキなはず。指名だとお互いに勝手が分かっているので、安心して業務を進められるという双方のメリットもありますね♪

 

<ナレーターとMCの違い>

「イベント業界の喋る仕事」といったら、大きく2つに分かれます。

・ナレーター|展示会やその他イベント、VTR等で、基本的には原稿通りにプレゼンやナレーションを行う。時には少々演技がかった演出のステージになることも。

・MC|一般向けのイベント、セミナー、パーティー、記者発表会等での司会進行役。台本をベースにしつつ、場の空気を読んだ臨機応変な対応が求められる。

割と性質の違う2つの役割ですが、両方を半々くらいの割合でこなす人もいれば、得意などちらかに絞って仕事をする人もいて、働き方は人それぞれです。

<いつがデビュー?適齢期は?>

ここまで説明したように、ナレーターとしての仕事はズバリ「決まれば決まる」!資格が必要なわけでもなければ、某アイドルグループのようにデビュー日が決まっているわけでもないので(笑)、ただひたすら実績を積み上げていくしかないのです。

・・・と言うと、誰でもすぐにできる仕事だと思われてしまうかもしれません。しかし、現実はそう甘くはありませんよ。「喋るだけ」といってもプロの喋りの性質は一般の方とは全く違いますし、それは現場に立てば一目瞭然。きちんとトレーニングを積まずにデビューしたナレーターは、自然と淘汰されてしまうのです。ですから本気でやる気のあるナレーター見習いは、最低でも1年以上はトレーニングを積んでからデビューする人がほとんどです。年齢制限はありませんが、20代後半から始めて、アラサーで働き盛り!というパターンが多いように思います。ボリュームとしては30代が圧倒的に多く、ちらほら20代と40代以上が混ざっている感覚ですね。一般向けのカジュアルなイベントでは比較的若め、かための現場や式典、セミナーなどでは比較的年配のナレーターが好まれる傾向にあります。ただし、重視されるのは実年齢よりも見た目年齢と喋りの雰囲気!です。

 

<どんな人が向いているの?>

 当たり前ですが、話すことが得意、国語力がある、地声がきれい、堂々と振る舞う度胸がある人のほうが向いています。大勢の人前で話すのは何があっても絶対ムリ!!というタイプは向いていないでしょう。ただし、最初はうまくできなくて当たり前。向上心を持ってトレーニングを積めば、人前に出る緊張感にはある程度慣れてくるものです。そしてやはりステージに立つ仕事なので、容姿も重要視されることが非常に多いです。スタイル良くて当たり前、きれいで当たり前な世界なので、その点でも常にシビアに審査されている感覚を持つことが大切だと思います。クライアントの求めるイメージは様々なので、身長が高い人低い人、かわいい系からクール系までいろいろなタイプがいますよ♪

 必須経験や資格等はありません。ちなみに私の周りでは・・・

・車メーカーのショールームレディ

・地方局アナ

・イベントコンパニオン

・モデル

・IT企業

・ゲームメーカー

・主婦

などなど、本当に様々な前職経験を持つ人がいます。

 

<まとめ>

さて、いかがでしたでしょうか?今回は基本中の基本な内容をお伝えしましたが、まだまだお伝えしきれていない情報はたくさん!だけれども、何よりも現場経験が大事な職種だと思っています。興味がある方は、ぜひ初めの一歩を踏み出してみては?

 

<プロフィール>

|ペンネーム:PAL|年齢:アラサー女性|業種:イベントナレーター|業界歴:7年(うちコンパニオン経験数年)|活動エリア:関東一円(出張あり)|家族:小学生の息子が1人のシングルマザー|得意分野:アドリブ系MC|チャレンジしたいこと:英語ナレーターを目指して勉強中|前職:イベントコンパニオン|悩み:ロングスリーパーなので、ばたつく現場だと体調管理が大変なこと。

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